「郵便ポストにメールアドレスが書き込まれている」との通報を受けたメールが注目されています。
この報告が事実ならば、問題となりますが、その真実はどうなのでしょうか?
今回は、「郵便ポストにメールアドレスが書かれている」とされるメールの真偽と、それに隠された意図について調査を進めます。
「郵便ポストにメールアドレスの落書き発見」とのメールが話題に
なんか郵便ポストの落書きにメアド書かれてたよって来たんだが、画像拾い画ぽいし詐欺よな…?
— かえで (@KSM4848) January 27, 2025
どこでメアド漏れたんだろ
怖っ pic.twitter.com/bSLaOVirzr
2025年1月29日時点で、「郵便ポストにメールアドレスが書かれている」との報告が注目を集めています。
「出先の郵便ポストで落書きを見つけました。
その中に[受信者のメアド]が記載されており、本人に連絡した方がいいと思いメールしました。
この事態をご存知でしたか?」
といった文章と、落書きされたポストの画像を含むメールが届いてるようです。
知恵袋によれば、「郵便ポスト」ではなく「トイレ」のものも届いているようです。
「トイレに落書きがあり、[・・・]とマジックで記されたものを見つけ、不正利用されては大変だと思い、見ず知らずの方ですが報告しました。すぐに消しておきましょうか?」
という内容でした。
このメールは無視しても大丈夫でしょうか?
[・・・]には、私のメールアドレスが記載されていました。
これらのメールは真実であるのでしょうか。
また、迷惑メールである場合、その目的は何なのでしょうか。
「郵便ポストに落書き発見」とのメール、迷惑メールである可能性が高い

「郵便ポストに落書きを発見した」というメールが迷惑メールであると指摘されています。
報告された郵便ポストの画像を含むメールは、インターネットで検索すると既に存在しているものと判明しました。
おそらく、誰かが見つけた画像に自分のメールアドレスを加えて送信しているのではないかと推測されます。
その目的は何か?
なぜこのようなメールが送られるのでしょうか。
以下の仕組みが考えられます。
①ランダムなメールアドレスへの送信
実際には「郵便ポストにメールアドレスが書かれている」との報告は確認されていません。
送信者は恐らく、無作為に収集したメールアドレスリストを利用しています。
②返信があれば「このアドレスは有効」と判断される
返信があれば、そのメールアドレスが利用されるリストに加えられ、迷惑メールが増える可能性があります。最悪の場合、個人情報が盗まれたり、詐欺メールに発展するリスクもあります。
「郵便ポストに落書きされている」と報告されたメールにどう対応すべきか

「郵便ポストに落書きされている」という内容のメールを受信した際の適切な対応方法をご紹介します。
・メールには返信せず
・メールを未開封のまま削除
・メール内のURLや添付ファイルを開かない
これらの対策を一つずつ詳しく見ていきましょう。
対応策①返信を避ける
「郵便ポストに落書きされている」との内容のメールが届いたら、最初に行うべきは【返信しない】ことです。
返信すると、そのメールアドレスが有効であると送信者に認識され、迷惑メールのリストに追加されるリスクがあります。
メールは無視するのが最も安全です。
対応策②メールを未開封で削除
「郵便ポストに落書きされている」とのメールに対する二つ目の対策は【メールを開かずに削除する】ことです。
メールを開くだけで、スパム送信者による開封確認がされることがあります。
特に「外部の画像を自動で表示する」設定が有効な場合は、開封がトラッキングされるリスクが高まります。
メールは未開封のまま削除するのが望ましいです。
万が一開封してしまった場合は、「外部コンテンツを読み込まない」設定を利用すると良いでしょう。
対応策③メール内のURLや添付ファイルを開かない
受信したメールが「郵便ポストに落書きされている」という内容のものであれば、三つ目の対処法は【メール内のURLや添付ファイルをクリックしない】ことです。
メールに含まれるリンクやファイルを開くと、フィッシング詐欺サイトへの誘導やウイルス感染の危険があります。
安全を確保するためにも、これらのURLやファイルは開かずに放置するのが適切です。
まとめ
今回は「郵便ポストに落書きされていると報告されたメールの真偽と対処法」について詳しくご説明しました。
「郵便ポストに落書きされている」との報告を含むメールは、迷惑メールである可能性が高く、
・絶対に返信しない(反応すると標的にされる)
・メールを未開封で削除(開封するとトラッキングされる)
・メール内のURLや添付ファイルを開かない(フィッシング詐欺のリスク)
これらの対策をとることで、迷惑メールに効果的に対応し、問題を回避するのが最善です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

