2025年8月24日現在、日韓首脳会談のために来日した韓国の李在明氏らを迎えた前夜の夕食会で、「石破カレー」がふるまわれたことがSNS上で大きな話題になっています。
「石破カレーって何?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
いったいどんな料理なのか、そしてどんなふうに生まれたのか。
また、石破茂総理が自ら考えたレシピなのか、それとも別のルーツがあるのかも気になりますよね。
さらに気になるのは、その味。
「美味しい」という声が多いのか、それとも「イマイチ…」という意見もあるのか。
この記事では、石破カレーの成り立ちやレシピ、そして実際に食べた人の感想まで、やさしく丁寧にご紹介していきます。
「ちょっと試してみたいかも」と思っていただけるような内容をお届けしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
石破カレーの作り方とこだわりのレシピ

石破さん自らがふるまった“思い出のカレー”
今から少し前の2013年春、石破茂さんがまだ自民党の幹事長を務めていた頃のこと。
党のイベントに参加した方たちへ、なんと石破さん自身がカレーをふるまったという、ちょっと心温まるエピソードがあります。
この時は、党本部の駐車場に特設の屋台が用意され、手作りのカレーが無料で提供されたそうです。
その様子は、ANNnewsの公式YouTubeチャンネルにも紹介されており、石破さんが食堂の厨房で準備をしている姿も確認できます。
お肉がゴロッと大きく入ったカレーで、実際に食べた子どもからは「うちのカレーも好きだけど、これもすごくおいしい」といった声もあったようです。
テレビ番組でも紹介された家庭向けレシピ
この石破カレー、のちにテレビ番組や雑誌などでも取り上げられ、多くの人に知られる存在となっていきました。
たとえば、2019年に放送された『ダウンタウンDX』では、石破さんの奥様とのエピソードを紹介する企画内で、家庭でも作れるレシピ(5人前)が公開されました。
情報の出典は「みんカラ」と呼ばれる自動車・趣味系の投稿サイトです。
石破カレー(5人分)の材料
- 市販のカレールウ(5皿分)
- ガラムマサラ:小さじ1/2
- カレーパウダー:大さじ1/2
- 鶏の手羽先:6本
- にんじん:2/3本程度
- 玉ねぎ:大きめ1個
- 鳥取県産のらっきょう:45g
- 鳥取産の梨ワイン:36cc
- インスタントコーヒー:大さじ1/4
写真などを見る限り、よくカレーに使われるじゃがいもは入っていないことが多いようです。
そのかわりに、石破さんの出身地・鳥取ならではの「らっきょう」や「梨ワイン」といった、ご当地の味を取り入れているのが特徴的です。
地元愛がつまった、やさしい味わい
このレシピからも伝わってくるのは、地元の魅力を大切にしながら、家庭でも楽しめる味を目指しているということ。
カレーの香ばしさのなかに、少しだけ感じる果実の風味や、らっきょうの食感がアクセントになって、ひと味違ったおいしさが生まれているのかもしれません。
誰かにふるまいたくなるような、そんな優しい気持ちが詰まったカレーですね。
石破カレーって本人の考えたレシピなの?

石破茂さんがふるまったあの“石破カレー”は、実はご本人がこだわって考案したレシピがベースになっているんです。
2013年3月、日本経済新聞が報じた内容によれば、そのカレーには石破さんが海外訪問中に手に入れたインドのスパイスを使用し、地元・鳥取県のラッキョウや地鶏といった食材も取り入れられていたそうです。
つまり、石破カレーは10年以上前から存在していて、まさに石破さんオリジナルのカレーと言ってよさそうですね。
レシピの内容を見てみると、基本は家庭でよく作られるカレーがベースになっています。
でも、そこにご本人のセンスや地元愛がしっかりと込められていて、普通のカレーとはちょっと違う“ひと工夫”が光っているんです。
特に印象的なのが、鳥取県らしさを感じる食材の使い方。
たとえば、ラッキョウが具材として使われていたり、隠し味には鳥取産の梨ワインが加えられていたりと、オリジナリティがあふれています。
また、インスタントコーヒーをほんの少し加えることで、まるで長時間煮込んだような奥深い味わいが出るのもポイント。
赤ワインを隠し味に使うカレーレシピは見かけることがありますが、梨ワインを選んでいるのはかなり珍しくて、石破さんならではのユニークな発想が感じられます。
こうした工夫からは、地元の魅力を伝えたいという気持ちや、ひと皿に思いを込める姿勢が伝わってきますね。
もしかすると、政治家としての“ふるさとアピール”も込められていたのかもしれません。
興味のある方は、ぜひレシピを参考にして、自宅で“石破カレー”を再現してみてはいかがでしょうか。
きっと、会話が弾む特別な一皿になるはずです。
石破茂首相は“本気のカレー愛好家”だった!
「石破茂首相って、料理なんてするの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、実は石破首相の公式なプロフィールには、こんな記述があるんです。
- 趣味は料理で、特にカレー作りには自信あり
- カレーが大好物で、大学時代の4年間はほぼ毎日食べていた
この情報からも、石破首相がただのカレー好きというレベルではなく、“かなりの情熱”を持っていることが伝わってきますよね。
さらに、老舗の食品メーカー「オリエンタル」の公式サイトでは、「カレー大好き石破さん」という特集ページが公開されていて、ご本人の若かりし頃の写真も載っています。
その中では、若い頃のお昼休みに、自分でカレーを作っていたというエピソードも紹介されているんですよ。
ただ食べるだけじゃなく、時間を見つけて自分で調理するほどのこだわり――まさに“筋金入りのカレー愛好家”といっても過言ではないかもしれません。
カレーへの深い愛情と探求心は、今の「石破カレー」につながっているのかもしれませんね。
自分で料理を楽しむ姿勢も含めて、なんだか親しみを感じてしまいます。
石破カレーって、実際おいしいの?

「石破カレーって本当においしいのかな?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
石破茂首相ご本人が「カレーには自信があります」と語っていることもあって、自然とハードルも上がってしまいますよね。
そこで今回は、実際にその味を体験した人たちの声を、SNSを通じて調べてみました。
SNSの反応はどうだった?
X(旧Twitter)に投稿された過去の感想を見てみると、特に2013年〜2014年ごろのイベントで石破カレーを食べた人たちのリアルな声が多く残っていました。
- 「石破しげるカレーけっこうおいしい」(2013年4月27日)
- 「石破カレーおいしい」(2013年4月27日)
- 「石破カレーうまい」(2013年4月28日)
- 「石破カレーと刑務所カレー。どっちも腹減ってるから旨い」(2014年4月27日)
- 「石破カレー完食。辛さ控えめだけど食後にスパイスの余韻が残って体がポカポカ。昨晩から三食続けてカレーだけど来て良かった♪」(2013年4月28日)
- 「石破カレーなかなか美味だった。もっとボリューム欲しかったな」(2014年5月5日)
全体的な印象は「好評寄り」
投稿内容を見てみると、「まずい」といったネガティブな意見はほとんど見当たらず、「おいしい」「うまい」「スパイシーで余韻がある」など、ポジティブな感想が多くを占めています。
中には「具がしっかりしていて見た目も良かった」という声もあり、味だけでなくビジュアルにも満足している様子がうかがえます。
また、スパイスの香りがあとを引くようで、食後もぽかぽかと身体が温まったという感想も印象的ですね。
気になったら、作ってみるのもアリ
こうした評判を見ると、「自分でも一度食べてみたいな」と思えてきますよね。
幸い、石破カレーのレシピは一部公開されているので、興味のある方はぜひおうちでチャレンジしてみるのもおすすめです。
きっと、話題性も含めて楽しいひとときになると思いますよ。
まとめ|石破カレーは“想い”が詰まった特別な一皿
石破茂首相が手がけた「石破カレー」は、単なる話題性だけでなく、長年のカレー愛や地元・鳥取への想いがたっぷり込められた、あたたかみのある一皿です。
もともとは2013年、自民党のイベントでふるまわれたのがはじまりで、石破さん自らが海外で手に入れたスパイスや、鳥取県産のらっきょうや梨ワインといった地元の食材を取り入れて作られました。
カレー作りは趣味のひとつであり、大学時代は毎日食べるほどの“本気のカレー好き”という一面も。
SNSでは「おいしい」「スパイスの余韻が心地よい」といった好意的な感想が多く見られ、実際に食べた人たちの満足度の高さも伝わってきました。
また、レシピには家庭でも真似できる工夫がいくつも盛り込まれており、特に隠し味として使われているインスタントコーヒーや梨ワインは、石破カレーならではの特徴といえるでしょう。
「ちょっと変わったカレーを作ってみたいな」「話題のレシピを試してみたい」と思った方は、ぜひ挑戦してみてください。
ただの“料理”ではなく、食べる人に笑顔と会話を届けてくれる、そんなあたたかな魅力を持つカレーかもしれません。

