＋1（866）番号の詐欺に警戒を！

近頃、＋1（866）という国際番号を使った詐欺行為が増えており、注意が必要です。

＋1（866）番号を悪用する国際詐欺の手口

詐欺師たちは、アメリカの国際コード＋1を利用し、警察の追跡を逃れるためIP電話から国際電話へと手法を変えています。

＋1（866）番号を使った詐欺の一般的な特徴

・偽装された権威ある機関：NTTファイナンス、警察、総務省などを装って信頼を誘います。
・自動音声ガイダンス：「未払い請求」や「法的措置」を通知し、特定の操作を求めます。
・個人情報の要求：特定のボタンを押すとオペレーターに繋がり、個人情報の提供を求められます。
・金銭の要求：支払いを迫り、電子マネーの購入を指示します。
・高額な通話料：折り返しの際には高額な通話料が発生することがあります。

国際詐欺から身を守る対策

・見知らぬ国際番号からの着信には応答せず、折り返しもしないこと。
・着信拒否設定を活用すること。
・セキュリティソフトを導入し、迷惑メールやウイルスから守る。
・不審な電話については、家族や友人、警察に相談する。

＋1（866）番号は北米地域で使われていますが、発信者の身元が偽装されることがあります。

電話番号から直接クレジットカード情報が盗まれることはありませんが、情報漏洩のリスクはあります。

不審な国際電話には注意し、異常を感じたらすぐに通話を切りましょう。

＋1（866）を利用した国際電話詐欺の具体例

架空請求の詐欺事例

・事例1：NTTファイナンスを装った詐欺

国際番号＋1からの通話で、「NTTファイナンスです。未払い料金があるためサービスが停止されます。

オペレーターに接続するには2を押してください。」と自動音声が流れるケースが報告されています。

ボタンを押すとオペレーターに繋がり、名前や生年月日を尋ねられた後、サイト使用料の未払いとして支払いを求められ、拒否すると法的措置を取ると脅されることがあります。

・事例2：サイト利用料金未払いの請求

番号＋1(866)838-9231からの通話で、未払いがあると偽っ通知されるケースがあります。

この番号は、複数回通話を試みるため、応答せず無視することが推奨されます。

・事例3：高額サイト料金の請求

東京に住む40代の女性が、「NTTファイナンス」と称する男性から「サイト料金29万円が未払い」と連絡を受け、コンビニで電子マネー購入を指示されました。

不安に感じて20万円分を購入後、更なる購入を促された際、店員の助言により詐欺だと気づきました。

国際ワン切り詐欺

・事例：＋1（866）からの疑わしい着信

＋1（866）の番号からの短い着信があり、その後折り返すと高額な通話料が請求される可能性があるケースです。

発信者は相手が折り返しを行うことを期待して故意に短時間で切断しています。

中国大使館などを装った詐欺

・事例：中国語の自動音声からの詐欺

中国大使館や公安局を名乗る者から、中国語で「犯罪行為の疑いがある」などと脅迫する自動音声の国際電話があり、受話者は411万円を騙し取られました。

【小見出し】

サポート詐欺

・事例：偽サポート通知からの詐欺

ウェブサーフィン中に「ウイルス検出」との偽警告が出て、表示されたサポート番号に連絡すると、偽のオペレーターが対応し、金銭を要求する事例があります。

表示された番号は、見た目はフリーダイヤルに見えますが、実際は国際電話であるため注意が必要です。

この手法で50代の東京都内の男性が約109万円を失いました。

これらの事例は、詐欺師が使用する多様な手口の一部に過ぎません。

国際電話からの通話には常に警戒し、不審な通話には対応しない、折り返しを行わないことが重要です。

＋1（866）番号からの詐欺電話に要警戒

＋1（866）で始まる国際電話番号は、主にアメリカやカナダで使用されていますが、在日中国人を対象にした詐欺にも頻繁に利用されています。

これらの電話は金銭を不正に得るために以下の方法で悪用されることが多いです。

・架空の料金請求

NTTファイナンスなど実在する企業を装い、「未納のサイト料金がある」「サービスが停止される」と主張し、さらに「裁判所に訴える」と脅して金銭を要求します。

・国際ワン切り詐欺

電話を一度だけ鳴らしてすぐに切断し、受話者が折り返すと高額な通話料が発生する場合があります。

・個人情報の不正取得

電話でオペレーターに接続するように促し、名前や生年月日などの個人情報を収集します。

この情報は後に他の詐欺や犯罪に使用される可能性があります。

【＋1（866）からの国際電話への対応策】

・電話に出ず、折り返しもしないこと

・着信拒否設定を活用すること

・不審に思ったら速やかに警察や消費者センターに相談すること

【詐欺電話から身を守る追加のポイント】

・海外からの不審な電話には応答しないこと

・海外にいる友人や知人、仕事関係者の番号は事前に登録しておくこと

・携帯電話会社の国際電話着信拒否サービスを利用すること

・迷惑電話ブロックアプリを導入すること

【海外からの「美味しい話」への警戒】

日本国内で通常生活を送っている人々が突然、海外から「お得な話」を持ち掛けられることはほとんどありません。

甘い誘いには特に注意し、簡単に信用しないことが重要です。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。