2025年4月時点で、「大阪万博のイタリア館には独自の予約方法が存在するらしい」という話題がSNS上で注目を集めています。
万博の公式サイト以外に、イタリア館独自の予約方法があると耳にして、「本当にそんなことがあるの？」と半信半疑になる方もいるかもしれません。実際にイタリアの公式アプリを利用してスムーズに予約を済ませたという投稿も多数見受けられます。
また、イタリア館に併設されているレストランは事前に予約可能なのか、それともパビリオンの入場予約をしなくても利用できるのか、といった点も来場予定者にとって気になるポイントでしょう。
本記事では、イタリア館の公式アプリを活用した予約の方法や、レストランの利用可否に関する最新情報を詳しくご紹介します。
イタリア館はアプリで予約できる？その真相とは
「イタリア館は万博サイトからではなく、アプリ経由で予約できる」というSNSの投稿が話題となっています。
情報をまとめると以下のような内容が挙げられます。
- ゴールデンウィーク期間中は予約枠がすぐに埋まるほどの人気
- 「ファルネーゼのアトラス」や伊東マンショの肖像、カラヴァッジョの作品など注目展示が多数
- イタリア館アプリから問題なく予約ができたという報告も複数あり
このように、大阪万博の全体サイトとは別に、イタリア独自の予約手段が確立されているようです。専用アプリをダウンロードし、そこから予約手続きを行うスタイルが採られています。
一方で、「それって本当に正規の方法なの？」「詐欺アプリでは？」と心配になる方も少なくないでしょう。
そこで実際に、大阪万博公式サイトのイタリア館ページを確認したところ、「Italy Expo 2025」というアプリのインストール案内が掲載されており、Google PlayやApp Storeへの公式リンクも設けられています。
アプリの説明欄には、以下のような内容が確認できます。
Italy Expo 2025 公式アプリの特徴
- イタリア館への来館をスムーズにするための情報が充実
- 開催期間中のイベントスケジュールを簡単にチェック可能
- 各種プログラムやイベントのチケット予約がアプリ内で可能
（※Android版アプリの紹介文より）
このことからも、イタリア館の予約システムは正規のルートで提供されており、万博の公式アプリとは別の形で運用されていることが確認できます。
不審なサービスではなく、公式に認められた方法として、アプリ経由での予約が安全に行えるというのが結論です。
大阪万博・イタリア館公式アプリでの予約手順まとめ
実際にAndroid版のイタリア館公式アプリをインストールし、予約までの流れを検証しました。その際の手順を以下にご紹介します。
イタリア館の予約手順（Android版アプリ使用）
- イタリア館の公式アプリを起動（アプリはイタリア館の公式サイト、もしくはストアリンクから事前にインストールしてください）
- トップ画面にある「訪問を計画する」を選択
- 「スケジュールを組む」の下にある「便利な情報」セクションをタップ
- ページを下へスクロールし、「Fast track」と記されたリンクを選択
- 「外部サイトにリダイレクトします」という通知が出るので、「続ける」を押す
- 表示されたページで訪問希望日と時間を選択し、「Get tickets」をタップ
- 人数を指定（※最大4名まで選択可能。選べない場合は空き枠が少ないことを意味する可能性あり）
- 名前とメールアドレスを入力後、「Register」を押す
- 内容確認後、最終画面で予約を確定し、チケット取得
取得後に表示されるQRコードは、スクリーンショットで保存しておくと便利です。
なお、この一連の操作手順については、SNS上でも多数の来場者が成功したという投稿を行っており、信頼できる方法として広まりつつあります。ぜひ、実際にアプリを試してみてください。
イタリア館内レストラン「EATALY」の予約可否と利用方法について
イタリア館内には、有名なイタリア発のレストラン「EATALY」が設置されています。訪問予定の方にとっては、こちらの利用方法や事前予約が可能かどうかも気になる点かと思います。
「EATALY」の公式サイトには、イタリア18州の魅力ある食文化が週替わりで楽しめること、そして地域の多様性を生かした料理が提供される旨が紹介されています。食を通してイタリアを体感したい方には、ぜひ訪れてほしいスポットです。
以下は、EATALYの利用に関する要点をまとめたものです。
EATALYの利用概要
- 営業期間：2025年4月13日～10月13日
- 営業時間：11:00〜21:00（ラストオーダーは20:00）
- 予約の可否：不可（先着順での案内）
- レストランの位置：イタリアパビリオン右側面にある直通エレベーターで3階へアクセス
イタリア館の予約をしていなくても、レストランのみの利用は可能です。ただし、レストランの座席予約は受け付けておらず、混雑時には待ち時間が発生することが予想されます。
実際、平日であっても2時間待ちだったという報告もあり、訪問時間帯を工夫するなどの対策が必要になるかもしれません。
イタリア館のテーマと注目ポイント【芸術×サステナビリティの空間】
大阪万博2025に出展するイタリア館のテーマは、
「Art regenerates life（芸術がいのちを再生する）」。
このコンセプトには、文化と創造力が人類の未来を再構築していくという強いメッセージが込められています。
芸術と文化の奥深さを体験できる展示内容
イタリア館では、芸術の力を通じて「再生」や「人間性の回復」といった現代社会の課題に向き合う姿勢が示されています。展示では以下のような貴重な作品やコンテンツが紹介される予定です。
- 古代ローマの名作「ファルネーゼのアトラス」
- 戦国時代のキリシタン大名に仕えた「伊東マンショの肖像」
- バロック絵画の巨匠・カラヴァッジョの名画（デジタル展示）
アートを通じて「命」「人」「自然」のつながりを体感できる構成は、来場者に深いインパクトを与えるでしょう。
木材を使ったサステナブル建築も見どころ
建築デザインにもイタリアらしい美学が散りばめられており、自然素材や再生可能資源を活用したエコ建築が採用されています。
格子状の外観は光と風を取り込みながら、現代的かつ伝統的な美しさを表現しています。
デジタル連動でより深く楽しめる
イタリア館は、スマートフォンアプリと連携することで、展示内容を自分のペースで解説付きで楽しめる設計になっています。ARやVRを活用した展示もあり、体験型コンテンツとしての完成度が高いのも特徴です。
【まとめ】大阪万博・イタリア館の予約と見どころ情報
2025年の大阪万博に出展されるイタリア館では、万博の公式サイトとは異なる独自のアプリ「Italy Expo 2025」を使った予約方式が導入されています。このアプリからパビリオンの見学予約が可能で、実際に多くの来場者が利用している実績もあるため、安全性・信頼性も確認されています。
◎予約のポイント
- 予約は公式アプリ「Italy Expo 2025」からのみ
- 万博サイトとは別ルートで予約が可能
- 名前やメールを入力し、人数・日時を選ぶだけの簡単操作
- 最後に表示されるQRコードは保存しておくと安心
◎イタリア館レストラン「EATALY」の利用について
- 事前予約不可、先着順で利用
- イタリア館の予約がなくても入店OK
- 平日でも2時間待ちの例あり、時間に余裕を持って訪問を
◎テーマと展示の見どころ
- テーマ：Art regenerates life（芸術がいのちを再生する）
- カラヴァッジョ作品やファルネーゼのアトラスなど貴重な芸術展示
- 自然素材を活用したサステナブル建築
- アプリ・AR・VRを活用したデジタル体験が充実
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
