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ヤマダ電機のクリップファンを装った詐欺広告が拡散中|初心者向けに見抜き方をやさしく解説

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最近、TikTokの広告で『YAMADA 次世代型ファン(クリップファン)』という商品を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

東京消防庁おすすめ、パナソニック製、体感マイナス16℃など夢のような謳い文句が並んでいて、一見するととても魅力的に思えますよね。

でも実際には気をつけたいポイントがいくつもあります。

少し詳しく背景を知るだけでも、自分や大切な人が被害にあわずに済みます。初心者の方でも安心して読めるように、わかりやすく要点をまとめてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

TikTokで広がる広告内容って?

TikTokでは、YAMADAのロゴが入った小さめのクリップファンが格安で売られているとして話題になっています。

『GOOD DESIGN AWARD2025受賞』『東京工業大学の最新技術搭載』『大阪大学と共同開発』など、信用できそうな文言がたくさん使われていて、つい信じてしまいそうになります。

また、動画には体感温度が一気に下がる演出やユーザーの感想風のコメントも入っていて、思わず購入したくなる仕掛けが多いのも特徴です。

初心者さんには見分けがつきにくいので、注意が必要です。

YAMADA公式からも注意喚起が出ている

実はヤマダ電機の公式サイトでは、2025年7月3日に『ロゴや画像を勝手に使った詐欺広告が確認されている』というお知らせが詳しく掲載されています。

どのような被害が増えているのか、相談件数が増えていることや具体例も書かれており、利用者が間違って買わないように注意を呼びかけています。

商品名までは明示されていませんが、タイミングを考えるとこのファンに関係している可能性が高いと考えられています。

東京工業大学も無断使用を否定

さらに、東京工業大学も名前を勝手に使われたことを公式に警告しており、具体的にどんな経緯で不正利用があったのかを説明しています。

大学とメーカーが正式な共同研究を行った事実はなく、特許の許諾も一切ないことを改めて強調しています。初心者の方にとっても、このような注意喚起があるだけで信頼性が低いことが分かると思います。

GOOD DESIGN AWARD2025はまだ発表前

『GOOD DESIGN AWARD2025受賞』という表記も怪しいポイントです。

公式サイトによると、2025年度の受賞発表は10月15日と決まっており、審査結果が確定するまでは一切公表してはいけない決まりになっています。

つまり、二次審査を通過していても公表はNGです。

7月の段階で『受賞した』と書かれているのは明らかにおかしく、初心者の方でもおかしさに気づける大切なポイントです。

ルール違反の表記は信頼性を下げる要因になるので、こうした部分も見逃さないようにしましょう。

連絡先に住所や電話番号がないのは要注意

信頼できる通販サイトなら、特定商取引法に基づいて『住所・電話番号』の表示が必要です。

でも今回の販売サイトには会社名とメールアドレスしかなく、住所も電話番号も書かれていません。こうした基本情報がないと、いざというときに問い合わせができずトラブルに発展しやすくなります。

日本流通自主管理協会も『こういうサイトは利用しない方がいい』と呼びかけていて、他にも会社の登記情報や責任者名などを確認することも大切です。

安心できるショップ選びの参考にしてください。

まとめ:怪しいと感じたら一度立ち止まろう

このように、『YAMADA 次世代型ファン(クリップファン)』には公式の注意喚起や不自然な情報がたくさん見つかり、詐欺の可能性が高いと言えます。

少しでも不安を感じたら、すぐに買わずに情報を集めたり誰かに相談したりするのがおすすめです。

安心できるショップを選ぶために、表示内容や連絡先をチェックする習慣をつけると失敗が減ります。焦らず、落ち着いて判断してくださいね。

この記事が少しでも役立てば嬉しいですし、もし大切な人が同じ広告を見ていたらぜひ教えてあげてください。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。