2025年の大阪・関西万博に登場する「ハンガリー館」について、入館に事前予約が必要かどうかをはじめ、館内の混雑予想、現地で楽しめる料理や価格、ユニークなお土産情報まで詳しく解説します。
名物のグヤーシュスープや芳醇なトカイワインなど、現地の味を楽しめるメニューの紹介に加え、ミシュカジャグといったハンガリー伝統の工芸品も要チェック。
予約なしでも快適に過ごすためのコツや、混雑を避けやすい時間帯のヒントも掲載。
この記事を読めば、ハンガリー館を余すことなく満喫できる準備が整います!
2025年大阪万博のハンガリー館に予約は必要?混雑状況や待ち時間も確認しよう

予約なしで本当に入館できるの?
ハンガリー館には基本的に予約なしで入館できます。他の人気パビリオンよりも入館しやすいと評判で、事前予約なしでも十分に楽しめます。
ただし、週末・祝日や夏休みシーズンなどのピーク時は混雑しがちなため、早めに足を運んでおくと安心です。
また、展示やレストランによっては整理券が配布されたり入場制限が実施される場合もあるため、当日の状況確認も欠かせません。
混雑しやすい時間帯とおすすめの時間帯
混雑しやすい時間帯:
- 午前11時〜13時(ランチタイム前後)
- 15時〜16時(カフェタイム)
この時間帯にはレストラン「ミシュカキッチン&バー」に来場者が集中するため、パビリオン全体の回転率も落ちてしまいがちです。
比較的空いている時間帯:
- 平日の午前10時前
- 平日の夕方17時以降
特に17時以降は日差しが和らぎ、ライトアップも始まるため、雰囲気の良い中でゆったりと見学できます。せっかく訪れるなら快適に過ごしたいですよね。
訪問する時間帯を少しずらすだけでも混雑状況は大きく変わるものです。ぜひ参考にしてみてください。
ハンガリー館を確実に楽しむには?予約の種類とおすすめの方法を紹介

ハンガリー館は基本的に予約なしでも入場可能ですが、「絶対に入りたい!」という方は、何らかの予約手段を活用するのが安心です。
ここでは、代表的な予約方法とそれぞれの特徴をご紹介します。
事前抽選による申し込み
入館予約は抽選制で受け付けており、2か月前や1週間前など、時期を分けて実施されます。
ただし、第一希望の枠は申し込みが集中しやすく、当選はかなりの狭き門。
一方で、第2・第3希望にすると比較的当選しやすい傾向もあるため、希望に優先順位をつけて申し込むのがおすすめです。
なお、落選することも珍しくないため、「確実に入れる」手段とは言い切れません。
アプリや会場端末での当日予約
開催日の数日前や当日分の予約も一部解放されることがありますが、こちらもすぐに枠が埋まってしまうのが現状です。
「開場と同時に入ってすぐ操作したら取れた」というケースもあり、まさにスピード勝負。
早朝から行動する“先手必勝”タイプの人にはチャンスがある方法です。
予約なしでの入場について
事前・当日予約がなくても、当日配布される整理券やキャンセルによる空き枠で入場できたという声もあります。
とくに平日や開館直後は比較的入りやすい傾向があり、「ふらっと立ち寄って入れた」という来場者の体験談も。
ただし、混雑状況によっては入場を制限されることもあるため、最新の案内を確認しながら行動するのがベストです。
ハンガリー館レストランの魅力とは?本場料理の味わいと価格を詳しく紹介

ハンガリー館のレストランで味わえる料理やドリンク、その価格帯までをまるっとご案内します!
本格ハンガリー料理を味わえる「ミシュカ キッチン&バー」
「ミシュカ キッチン&バー」では、ハンガリーの伝統料理をそのまま再現したような、現地さながらの味を楽しむことができます。
たとえば、じっくり煮込んだ牛肉と野菜がとろける「グヤーシュスープ」は、パプリカの香りがアクセントになった心温まる一品。
そのほかにも、鶏肉を包んで焼き上げた「ホルトバージ パラチンタ」や、素朴で優しい味わいの野菜煮込み「レチョー」など、まるで現地家庭に招かれたような、懐かしさを感じる料理が並びます。
料金の目安と主なメニューラインナップ
価格は全体的に手ごろで、世界のグルメを気軽に楽しめるのがうれしいポイントです。
前菜
- パプリカ風味のカッテージチーズとトマトのサルサ:2,980円
- 鴨のフォアグラとリンゴゼリーのブリオッシュ添え:4,580円
- 仔羊肉のテリーヌとピクルス:2,980円
スープ
- ポロネギとじゃがいものクリームスープ:2,480円
- 牛肉入りグヤーシュスープとポテトコンフィ:2,980円
メインディッシュ
- チキン入りクレープ(ホルトバージ風):3,280円
- パプリカ風味ポテトと豚スペアリブのプレート:3,280円
- 卵入りパプリカチキンのガルシュカ添え:3,280円
- 鴨肉のシュトゥルーデルと卵のセット:3,280円
- 牛肉のヴァダシュとキャロットアレンジ:3,480円
- ローストポークのバーチカ風リゾット:3,480円
デザート
- カッテージチーズ団子とフルーツゼリー:2,980円
- ショムロー風スイーツ:2,980円
ドリンク(ホット&アイス)
- コーヒー類(リストレット、エスプレッソ、ラテなど):980円〜1,380円
- 紅茶やクラフトティー:1,280円
- ネクタリア製クラフトソーダ:1,280円
ハンガリー伝統ドリンクも充実!
ハンガリーの名産といえば「トカイワイン」。高貴な香りと甘みを兼ね備えた逸品で、“王のワイン”と称されることも。会場ではグラス提供のほか、ギフト用のボトルも購入可能です。
そのほかにも、スパイシーなホットワインやハーブの香りが広がるフルーツティーなど、料理に合う個性派ドリンクが揃っています。
思わず撮りたくなる「スイーツプレート」も話題!
SNSで注目を集めているのが、3種のデザートが楽しめる「ハンガリースイーツプレート」。ケーキ、クレープ風のパラチンタ、フルーツゼリーがセットになっており、色鮮やかな見た目は写真映え抜群!
白を基調としたお皿に盛られたスイーツは、味も見た目も満点。甘さ控えめで素材本来の風味が生きており、ついおかわりしたくなる美味しさです。
大阪・関西万博2025|ハンガリー館で手に入れたい個性派おみやげ特集!販売場所や購入のコツも紹介

ハンガリー館では、ユーモアと伝統が融合したアイテムが数多く並び、訪れた人を楽しませてくれます。ここでは注目度の高いお土産や、購入のタイミングについてご紹介します。
個性が光る陶器「ミシュカジャグ」に注目!
中でも圧倒的な存在感を放っているのが「ミシュカジャグ」と呼ばれるユニークな陶器。16世紀から受け継がれてきたハンガリーの伝統工芸品で、ふっくらとした男性の顔がモチーフになった壺です。
今回の万博では、日本限定カラーでの展開もあり、美術工芸に興味のある方を中心に大きな話題となっています。
職人の手作業による一点ものなので、表情や仕上がりに個性があるのも魅力のひとつ。インテリアとして飾るのはもちろん、花器として使うなど、実用性も兼ね備えた逸品です。
「マリシュカ」も人気急上昇中!
男性版に加え、女性をモチーフにした「マリシュカ」という陶器も登場。エプロン姿とやさしげな視線が特徴で、かわいらしさが際立つデザインです。
サイズもコンパクトなものがあるため、荷物を増やしたくない旅行者にもぴったり。カップルでお揃いにしたり、女性同士のお土産交換にもおすすめです。
限定商品は早めのチェックがおすすめ!
展示館内で販売されているグッズの多くは数量・期間ともに限定。午前中は比較的在庫が豊富ですが、午後には売り切れてしまう商品もあるとのこと。
スタッフによれば、商品補充は1日1〜2回ほどのペース。欲しいアイテムがある場合は、午前中に立ち寄るのが確実です。
また、万博終了後の再販売は未定のため、気になったものはその場で手に入れるのが得策。「あとで買おう」と思っていると、手遅れになることもあるかもしれません。
ハンガリー館を満喫するためのポイントまとめ
大阪・関西万博2025に登場するハンガリー館は、予約なしでも気軽に立ち寄れるのが魅力のひとつです。
とはいえ、混雑が予想される時間帯や特別な催しが行われる際には、入場整理券の配布や待機が発生することもあるため、事前に公式アプリやSNSで最新情報をチェックしておくのがおすすめです。
館内に併設されたレストラン「ミシュカキッチン&バー」では、伝統料理グヤーシュスープや芳醇なハンガリーワインなどをリーズナブルな価格で堪能できます。
さらに、ユーモラスな表情の陶器「ミシュカジャグ」や、女性モチーフの「マリシュカ」といった伝統工芸品も限定デザインで販売されており、コレクター心をくすぐります。
滞在をより快適にするためには、混雑を避ける来館時間の工夫や、人気商品の在庫チェックなどのちょっとした準備がカギに。
五感でハンガリー文化を味わえる貴重な体験を、ぜひ会場で体感してみてください。

