2025年に開かれる大阪・関西万博の中でも、特に注目を集めている「住友館」。これまでは、来場当日に現地で受付をすれば入場できるスタイルでしたが、混雑や長時間の行列といった問題が続いていました。
そうした状況を改善するため、今回新しく「LINEアプリ」を使った抽選方式が導入されました。これにより、現地での混乱が減り、よりスムーズで安心して楽しめる入場スタイルへと生まれ変わりました。
この記事では、この新しい入場システムの申し込み手順や参加に必要な条件、気をつけたいポイントなどをやさしく丁寧にまとめています。さらに、住友館を満喫するためのちょっとしたコツもご紹介。初めての方でも安心して準備ができる内容になっていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
住友館の当日入場ルールが変わった理由って？
● 大行列と長時間の待ち時間が問題に
2025年の大阪・関西万博で話題の「住友館」では、これまで事前予約がなくても当日その場で入場できる「当日枠」が用意されていました。とても人気が高く、朝の開場と同時にたくさんの方が一気に並ぶため、早朝から長蛇の列ができてしまう日も多かったんです。
その結果、炎天下で何時間も並ばなければならず、水分補給やトイレに行くのも大変な状況に。特に小さなお子さん連れのご家族やご高齢の方にとっては、体への負担が大きく、安心して楽しめる環境とは言えませんでした。
● みんなの安全を守るために見直しへ
並ぶ時間が長いだけでなく、暑さや疲れで具合が悪くなる方が出るなど、健康面での心配も増えてきました。また、「少しでも早く入りたい」と焦る気持ちから、走ったり押し合いになったりと、会場内での混乱も起きてしまっていたんです。
このままでは安心・安全に楽しめるはずの万博が、思わぬトラブルの場になってしまう。そんな状況を受けて、運営側では思い切った仕組みの見直しが必要になりました。
● その場で受付…という方法にも限界が
その日に気軽に立ち寄れる「予約なし」のスタイルは一見便利に思えますが、実際には読めない来場者数やスタッフの負担が大きく、混雑によるトラブルも避けられないものでした。人が集中する時間帯には、周辺の通行も妨げてしまい、全体の運営にも影響が出ていたのです。
こうした背景から、「並ぶだけの仕組み」ではもう限界…という声が高まり、もっとスムーズで安心できる新しい方法が求められるようになりました。
● デジタル抽選システムの導入へ
そこで採用されたのが、「LINEアプリを使った抽選システム」です。この新しい方式では、スマートフォンからその場で抽選に申し込むことができ、当選した方だけが当日に入場できる仕組みになりました。
この方法なら、長時間並ぶ必要がなくなり、混雑やトラブルを防げるうえに、スマホひとつで手続きができるのでとっても便利。安全面と快適さの両方を大切にした、時代に合った新しいスタイルです。
今後、他のパビリオンでも同じような仕組みが広がっていくかもしれませんね。来場される方が笑顔で楽しめるように――そんな思いが込められた、新しい入場ルールです。
LINEから参加できる！「抽選制デジタル整理券」ってどんな仕組み？
● LINEで手軽に申し込める、新しい入場方法
住友館では、よりスムーズに来場できるように「抽選制デジタル整理券」のシステムが取り入れられています。この仕組みでは、まず専用のLINE公式アカウントを「友だち追加」することからスタート。追加すると、専用の抽選アプリにアクセスできるようになります。
このアプリは2025年7月24日から使えるようになり、登録はもちろん無料です。申し込み手順もとても簡単で、画面に表示される案内に沿って進めば迷わず応募できますよ。
抽選は1日に8回行われていて、各回ごとに1回ずつ申し込むことが可能です。しかも、1グループ最大4人まで一緒にエントリーできるので、家族やお友達と一緒でも安心ですね。
● 応募するための条件と流れ
この抽選には、「万博会場の中にいること」が参加の条件になります。これは、遠くからの応募を防ぎ、現地の混雑をうまく調整するためのしくみなんです。
夢洲駅やゲート周辺も会場内と見なされるので、そのあたりに到着していれば申し込みできます。希望の回を選んで応募すると、すぐに抽選が行われ、当選かどうかはLINEですぐに届きます。だいたい3分以内には結果がわかるので、長く待たされることもありません。
当選した場合は、指定された時間内に、申し込んだ全員で受付に行く必要があります。
● 当たったらどうすればいい？
当選の連絡はLINEで届きます。そのメッセージに書かれている受付時間に、必ず本人たち全員で向かいましょう。受付時には、当選したときの画面をそのまま見せる必要があります（スクリーンショットでは受付できないので注意です）。
また、グループの代表者だけでの受付はできません。みんながそろっていないと入れないため、時間にゆとりをもって行動するのがおすすめです。
受付が終わったら、「当日枠」専用の列に案内され、順番に住友館へと入場できます。待ち時間は40分から2時間程度とされていますが、抽選によって行動の目安がつけやすいのが嬉しいポイントですね。
● 落選しても大丈夫！再チャレンジのコツ
万が一、抽選に外れてしまっても大丈夫。1日に最大8回のチャンスがあるので、次の回で再び応募することができます。
ただし、1回の抽選につき申し込みは1度だけなので、できるだけ混雑しそうな時間帯を避けて応募するのがおすすめです。午前中やお昼過ぎなど、比較的すいていそうな時間を狙うと当たりやすいかもしれません。
そして、抽選はあくまで会場にいることが条件なので、なるべく早めに会場に入っておくと安心。LINEの通知設定をオンにしておけば、当落の連絡もすぐにチェックできて見逃す心配も少なくなります。
スムーズに行動できるように、スマホの操作方法もあらかじめ確認しておくと安心ですよ。
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抽選に参加する前に知っておきたい大切なルール
● まずは現地に行くことが応募の第一歩
住友館の抽選制整理券を申し込むには、まず「万博会場の中にいること」が必要です。これは、LINEアプリの位置情報を使った仕組みによって管理されていて、会場の外からは申し込みができないようになっています。
対象のエリアには、夢洲駅やゲート周辺も含まれていますので、その範囲にいれば抽選にチャレンジできますよ。この仕組みのおかげで、本当に来場している方に整理券が行き渡るよう工夫されています。
不正な応募やアクセスの集中を防ぐためにも、まずは時間にゆとりを持って現地入りし、会場内でアプリを立ち上げて申し込みましょう。
● 当たったら大事なのは「時間通りに受付すること」
抽選に当選したら、LINEに届くメッセージに記載された時間内に受付を済ませることがとても大切です。
受付には申し込んだ全員で一緒に向かう必要があります。遅れて来たり、あとから合流する形では受付できません。また、受付のときには「当選通知の画面」をそのまま見せる必要があります。スクリーンショットなどの画像では無効になるのでご注意を。
さらに、本人以外の代理での受付もできません。当選者ご本人が直接受付に行くのがルールです。これらはスムーズで安全な運営のために定められているので、事前にしっかり確認しておきましょう。
● グループでの参加もOK！小さなお子さん連れの方も安心
この抽選システムでは、最大4人まで一緒に申し込むことができます。代表の方1名が申請すれば、同行者としてあと3名まで登録できる仕組みです。家族やお友達と一緒に行く方にも安心ですね。
また、3歳以下のお子さんについては、保護者の方が当選していれば整理券なしでも同伴できます。ただし、3歳以下のお子さんが複数いる場合には、受付時にスタッフへ一言伝えておくとスムーズです。
このように柔軟な対応もありますが、全員がルールを守って動くことが大前提。家族で参加される場合は、時間に余裕を持って集合するようにしましょう。
● 全員そろって受付するのがルールです
住友館の受付では、グループのメンバー全員がそろっていなければ手続きができません。代表者だけが先に受付を済ませる、あとから誰かが合流する――といったことはできません。
また、当選者本人以外による代理の受付も認められていません。誰か一人でも来られない場合、そのグループ全体の受付が無効になるので注意が必要です。
ちょっと厳しめのルールに思えるかもしれませんが、会場の混雑を防ぎ、みんなが気持ちよく楽しめるように考えられたものです。事前にメンバー間で予定を確認し合い、協力して行動できるように準備しておくことが大切ですね。
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住友館をもっと快適に楽しむためのコツ
● 受付時間に合わせて余裕のあるスケジュールを
抽選に当選した場合、住友館の受付には「決められた時間」に行く必要があります。その時間を過ぎてしまったり、グループの誰かが遅れたりすると、入場できなくなることもあるんです。
だからこそ、当選したらその時点で予定をしっかり見直すことが大切。会場内は広くて、目的地までの移動にも意外と時間がかかることがあるので、移動時間を含めて余裕のある行動計画を立てましょう。
また、受付前にはトイレを済ませたり、お水を飲んでおくなど、体調管理もお忘れなく。グループでの参加なら、「集合場所」と「時間」をあらかじめ共有しておくと安心です。
● LINEの設定をしっかり確認しておこう
抽選に申し込んだり、結果をチェックするにはLINEアプリが欠かせません。現地でスムーズに操作できるように、いくつかの準備をしておくと安心です。
まず気をつけたいのがスマホのバッテリー残量。長時間の使用を考えて、モバイルバッテリーを持参しておくと安心ですよ。
また、LINEの通知がオフになっていると、当選していても気づかずにチャンスを逃してしまうことも。事前に通知設定をオンにしておきましょう。
さらに、会場では通信が不安定になることもあります。大事な画面や操作手順は、スクリーンショットで保存しておくと、いざという時に役立ちます。
● 自分に合った入場方法を選ぶのがポイント
住友館では、抽選以外にもいくつかの入場方法が用意されています。たとえば「事前予約枠」なら、あらかじめスケジュールが決まっている方にぴったり。公式IDと連携することで、確実に入場できるので安心感があります。
また、車いすをご利用の方などには「バリアフリー対応枠」もあり、さまざまなニーズに応えるしくみが整っています。
今回ご紹介している「抽選枠」は、当日の予定に合わせて申し込める柔軟さが魅力。自分のスタイルに合わせて、無理なく楽しめる方法を選ぶことが、満足度アップの秘訣です。
● 混雑しにくい時間を狙って賢く応募
抽選は1日に8回行われていて、申し込む時間帯によって当選のしやすさに差があります。朝の開場直後やお昼どきは、どうしても応募が集中しやすいタイミング。
一方で、午後の遅めの時間や夕方頃になると、少し落ち着く傾向があるので、当選の確率が上がるかもしれません。さらに、平日は週末に比べて人が少ないことが多いので、狙い目ですよ。
応募の回数を分けてトライするのもおすすめ。タイミングをうまく見計らって申し込むことで、ストレスを減らしながら、快適に住友館を楽しめます。
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住友館をしっかり楽しむために知っておきたい見どころと予約のコツ
● 心に残る展示や体験がいっぱい
大阪・関西万博で注目を集めている「住友館」は、「テクノロジーと自然が共に生きる未来」をテーマにしたパビリオンです。館内では、迫力のある映像演出や参加型のコンテンツが用意されていて、大人も子どももわくわくしながら自然とのつながりを学べます。
特に人気なのが、住友グループが世界中で行っている環境保全の取り組みを紹介する展示や、最先端のリサイクル技術に関するブース。さらに、実際に体を動かして楽しめる体験プログラムや、参加型のアクティビティも用意されており、どの世代の方にもおすすめです。
楽しさだけでなく、自然環境について考えるきっかけにもなる構成になっていて、「楽しく学べる場所」としても高く評価されています。
● だれでも安心して楽しめる工夫がたくさん
住友館では、来場されるすべての方に快適に過ごしてもらえるよう、バリアフリーへの対応も進められています。たとえば、車いすをご利用の方には専用の優先予約枠があり、スタッフによるサポートもあるので安心して見学できます。
また、自然体験ができるプログラムのひとつに「植林体験」があり、実際に苗木を植える動作を体験しながら、環境保護の大切さを感じることができます。
これらの体験はすべて事前予約が必要なので、気になる方は早めに万博の公式サイトで最新情報をチェックしておくと安心です。
● 予約の手続きは万博公式サイトから
住友館の予約やプログラムの詳細を調べるには、「EXPO 2025 大阪・関西万博 Visitorsサイト」がとても便利です。このサイトでは、すべてのパビリオン情報がひと目でわかるようにまとめられていて、入場の計画が立てやすくなっています。
まずは「万博ID」を作成しておくと、スムーズに事前予約や抽選に申し込むことができます。住友館の予約状況、開催されるイベントの時間、アクセス方法などもサイトで確認できるので、初めての方でも安心して利用できますよ。
さらに、LINEアカウントとサイトを連携させておけば、最新の更新情報もリアルタイムで届くようになります。
● 今後の進化にも期待！
住友館では、抽選型の整理券システムが導入されたことで、混雑の緩和や安全面の強化にもつながっています。今後はさらに便利で使いやすくなるように、いろいろな改善が期待されています。
たとえば、多言語対応の拡充や通信の安定性アップ、アプリ操作の簡素化など、より多くの人が快適に利用できる工夫が求められています。また、館内の混雑状況をリアルタイムで共有できる機能などが加われば、よりスムーズな誘導にもつながりそうです。
こうした取り組みは、ほかの大規模イベントにも参考になるとして注目されていますし、「わかりやすくて便利だった」という声も多く寄せられています。これからの住友館がどんなふうに進化していくのか、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
おわりに
2025年の大阪・関西万博で話題の「住友館」では、来場者がより快適に過ごせるようにと、新たに「抽選制のデジタル入場システム」が導入されました。LINEアプリを使ったこのシステムでは、当選した方だけが当日枠に並べる仕組みになっていて、これまで問題となっていた長い行列や混雑のストレスを軽減してくれます。
また、家族やグループで訪れる方にうれしい同時申し込み機能や、車いすをご利用の方への配慮、さらには体験イベントの予約機能など、幅広いニーズに対応したつくりも魅力のひとつです。こうした取り組みが他のパビリオンにも広がれば、万博全体がもっと安心して楽しめる場所になりそうですね。
これから住友館を訪れる予定の方は、事前に最新情報を確認しておくことが大切です。アプリの使い方をチェックしたり、スケジュールを少し余裕をもって組んでおくと、当日もスムーズに楽しめます。
ぜひしっかり準備して、住友館でのひとときを素敵な思い出にしてくださいね。
