岡山県赤磐市にある「おかやまフォレストパーク ドイツの森」で、毎年夏と秋のシーズンに行われるのがこのミュージック花火大会です。
音楽と花火がぴったりと重なり合い、視覚と聴覚の両方から感動を味わえる特別なイベントとして、多くの人々に愛されています。
山々に囲まれた自然豊かなロケーションは、花火の音を反響させ、胸の奥まで響くような迫力を生み出します。会場中央の広い芝生エリアではレジャーシートを敷いてゆったりと座りながら鑑賞でき、家族連れはもちろん、ロマンチックな時間を楽しみたいカップルにも大人気です。
園内にはアルプスを思わせる風景が広がり、羊やヤギ、ウサギなどの動物とふれあえるコーナーや、ソーセージや焼き立てパン、地ビールといったグルメも豊富。
昼間は花や緑の中を散策し、夕暮れから夜にかけては音楽と花火の競演を堪能できる、一日を通して遊び尽くせる魅力あふれるイベントです。
2025年の開催日程と延期日

2025年は以下の3日間に開催予定です(天候不良時は予備日へ延期されます)。
2025年8月12日(火)に予定されていた「ドイツの森 ミュージック花火大会」は、荒天(強い雨などの悪天候)のため開催が延期され、8月16日(土)に実施されることが正式に発表されました。
この決定は公式SNS(X・Instagram)や公式ウェブサイトにて行われています
なお、延期・中止に関しては前日に判断されることが多いため、当日の天候や運営からの最新情報を公式サイトやSNSで必ずご確認いただくことをおすすめします
それぞれの開催日には、夏の夜空を彩る鮮やかな花火とともに、音楽と光の演出が訪れる人々を魅了します。
- 8月12日(火) → 予備日:8月16日(土)
- 9月14日(日) → 予備日:9月20日(土)
- 10月12日(日) → 予備日:10月18日(土)
打ち上げ時間は各日19:30〜19:45の約15分間ですが、この短い時間の中に凝縮された迫力と美しさは圧巻です。
開始までの時間帯には17:00からステージショーが行われ、園内はすでにお祭りムード一色になります。音楽ライブやパフォーマンスが続く中、屋台のグルメを味わったり、芝生でのんびり過ごしたりと、それぞれのスタイルで楽しむことができます。
ステージと花火の相乗効果で、会場全体が一体感に包まれ、訪れた人々の心に深く刻まれる特別な一日となるでしょう。
打ち上げ場所と観覧スポット
花火はドイツの森の広大な芝生広場からよく見え、夜空を背景に色鮮やかな光の花が次々と咲き誇ります。特におすすめの観覧スポットを、特徴や魅力も含めて箇条書きで詳しくご紹介します。
- 芝生広場正面:花火の打ち上げ方向と真正面に位置し、音楽とのシンクロが際立って感じられる迫力満点のエリア。光と音が一体となった感動を全身で味わえます。
- 園内の小高い丘や奥の広場:少し離れた位置にあるため混雑が少なく、静かに花火を楽しめる隠れスポット。人混みが苦手な方や、ゆっくりカメラ撮影をしたい方にも最適です。
- バラ園エリア:視界が開けており、色とりどりの花壇と花火を同時に楽しめるロマンチックなロケーション。特にカップルや写真映えを狙う方に人気があります。
- 入園ゲート前の芝生エリア:会場の入口付近にあり、花火終了後に駐車場へスムーズに戻れる立地。小さなお子さん連れや混雑回避を重視する方にはうってつけです。
- 園内北側「まきばの展望台」:高台に位置し、花火全体を見渡せるパノラマビューが魅力。山並みと夜空に広がる花火のコントラストが美しく、特別感のある観覧体験ができます。
いずれのスポットでもレジャーシートを敷いて、飲み物や軽食を片手に、時間を忘れてゆったりと鑑賞するひとときがおすすめです。
打ち上げ数・プログラム内容

およそ3,500発もの多彩な花火が、選び抜かれた音楽にぴったりと合わせて夜空へ打ち上げられます。
観客の視線を一気に引きつけるスターマインや、直径の大きな大玉花火、そしてラストを飾るフィナーレの一斉打ち上げは、会場全体が歓声と拍手に包まれる圧巻の瞬間です。
花火と音楽の組み合わせは毎年テーマや曲目が変わるため、初めて訪れる方はもちろん、毎年足を運ぶリピーターでも新鮮な驚きと感動を体験できます。
色や形の変化、リズムに合わせた間の取り方など、演出の細部にもこだわりが感じられ、ただ眺めるだけでなく物語を楽しむような時間を過ごせます。
有料席・予約方法
現時点では、専用の有料観覧席は設けられていませんが、広々とした芝生広場や園内の各所にある無料エリアからでも十分に迫力ある花火を楽しむことができます。
無料エリアは、音楽と花火のシンクロをしっかり堪能できる位置も多く、カメラ撮影やゆったりした観覧にも適しています。
ただし、人気の場所は夕方頃から埋まり始め、混雑時には良い位置を確保するのが難しくなるため、余裕を持った行動が大切です。
特に土日やお盆、三連休などは昼過ぎから訪れて園内で遊びながら場所を押さえるのがおすすめ。日陰や風通しの良いスポット、トイレや売店に近い位置を選ぶと快適度がさらにアップします。
アクセス方法と駐車場情報
- 車利用:山陽自動車道・山陽ICから約25〜30分の道のりでアクセス可能です。
会場駐車場は先着1,500台分と台数に限りがありますが、花火当日は特に混雑し、午後になるとすぐに満車になる傾向があります。
そのため、午前中または昼過ぎには現地入りし、園内を楽しみながら夕方の花火まで過ごすプランが安心です。道中の休憩ポイントやコンビニの場所も事前に調べておくと便利でしょう。 - 公共交通:JR岡山駅から赤磐市方面行きの宇野バスに乗車し、「仁堀下(にほりしも)」バス停で下車します(所要約50分)。
その後、バス停から会場までは徒歩で約10分ほどです。バスは本数が限られ、特に夕方以降は間隔が長くなるため、事前に宇野バスの公式時刻表や乗換案内で乗車時間を確認しておくことが大切です。
最終便の時間も必ず把握し、帰りは混雑による遅延や乗車制限の可能性を考慮して、少し早めにバス停へ向かうか、時間に余裕を持ったスケジュールを組むと安心です。
混雑回避のポイント

- 開園直後や昼過ぎに入園し、園内で動物とのふれあいやグルメを楽しみながら、ゆっくりと好みの観覧場所を確保すると安心です。特に芝生広場やバラ園周辺は人気が高いため、早めの行動がカギとなります。
- 帰りは少し遅らせて退場し、駐車場や周辺道路の混雑を回避。花火終了後は写真撮影や屋台グルメを楽しんでから移動するとスムーズです。
- 公共交通を利用する場合は、帰りの最終便時刻を必ずチェックし、混雑で乗車できない事態に備えて1本前のバスを狙う、または最寄りの飲食店で時間をずらすなどの工夫も有効です。
花火大会の見どころ&おすすめ演出
山にこだまする大音響と、夜空を一面に染め上げる光の迫力は、この大会ならではの大きな魅力です。
特にクライマックスの連続打ち上げは、まるで夜空が昼間になったような明るさと、全身を包み込むような振動が同時に押し寄せ、観客全員が息をのむ瞬間です。
打ち上げのテンポが速まり、音楽のリズムと完全に重なった時の高揚感は、言葉にできないほどの感動を生み出します。
SNS映えする写真を狙うなら、花火の全体がきれいに収まり、かつ背景に園内の灯りや観客のシルエットも映り込む芝生中央付近がベストポジションです。
ここからは迫力と臨場感の両方をバランスよく楽しめ、思い出に残る一枚を撮影することができます。
持ち物チェックリスト

- レジャーシートや折りたたみ椅子:広い芝生や少し離れた観覧スポットでも快適に過ごせます。クッション性のあるマットを用意すると長時間座っても疲れにくくなります。
- 虫よけスプレーや羽織りもの:夏場は蚊や虫が多いため、肌の露出を減らす対策が必須です。夜は気温が下がるので軽い上着があると安心です。
- ペットボトル飲料や軽食:水分補給は熱中症予防に欠かせません。おにぎりやサンドイッチなど、手軽に食べられる軽食を持参すると便利です。
- カメラやスマホ用のモバイルバッテリー:花火や園内の写真撮影を存分に楽しむために、バッテリー切れ防止は重要です。撮影用の予備メモリーカードもあると安心です。
雨天時・延期時の注意点
天候の状況によっては安全面を考慮し、開催日が延期となる場合があります。
そのため、来場予定日の前日や当日には、公式サイトや公式SNSで最新の開催情報を必ずチェックしましょう。特に直前の天気予報や運営からの発表は重要です。
また、延期日が設定されている場合でも、自分や同行者の予定が合わないこともあるため、その際は無理をせず、次回開催日や他の日程への参加を検討するのがおすすめです。
旅行や宿泊を伴う場合は、宿泊施設や交通機関のキャンセルポリシーも事前に確認しておくと安心です。
ペット同伴での注意点
犬は同伴可能ですが、必ずリードを着用し、飼い主のそばから離れないようにしましょう。
花火の大きな音や光の刺激に驚き、パニックになってしまう犬も少なくないため、事前に似た環境の音に慣らしておくと安心です。
初めて花火会場へ連れて行く場合は、人混みや騒音の少ない場所を選び、必要に応じて防音効果のあるイヤーマフやケープを使用するのもおすすめです。
また、花火打ち上げ時には安全な距離を保ち、こまめに様子を確認しながら、犬が落ち着いて過ごせる環境を整えてあげてください。
撮影スポットと写真のコツ

- シャッタースピードを遅めに設定すると、花火の軌跡が夜空にくっきりと描かれ、まるで光の帯が流れるような美しい写真が撮れます。撮影時にはISO感度を低めに設定し、ホワイトバランスをオートから蛍光灯モードなどに切り替えると色合いがより鮮やかになります。
- 三脚があればブレを防げ、長時間露光でも安定した撮影が可能です。さらにリモートシャッターやセルフタイマーを使えばシャッターボタンを押す際の手ブレも防げます。
- 打ち上げのタイミングに合わせて連写モードを活用し、複数枚の中からベストショットを選ぶと成功率がアップします。特にフィナーレの連続打ち上げは連写が効果的で、迫力あるシーンを逃さず収められます。
実際に行った人の口コミ・体験談
「芝生で寝転びながら見られるので、子どもも大喜び」「音楽とのシンクロが本当に感動的!」など、リピーターからも高評価の声が多数寄せられています。
中には「毎年必ず家族で訪れていますが、毎回新しい演出に驚かされる」「友人と一緒に行くと、帰り道まで花火の話で盛り上がる」など、訪れるたびに新しい発見や感動を味わえるというコメントも。
広々とした芝生でリラックスしながら花火を満喫できるため、小さなお子さん連れでも安心して楽しめますし、カップルにはロマンチックな雰囲気が、友人同士には一体感のある盛り上がりが生まれます。
まさに家族、カップル、友人同士、どんなシーンにも合う万能な花火大会です。
周辺グルメ・観光スポット
ドイツの森内
本場ドイツ風のソーセージや香り高いクラフトビール、焼き立てパンのほか、季節限定のスイーツや地元野菜を使った料理も楽しめます。
園内各所に点在する売店やレストランでは、食べ歩きにもぴったりな軽食やお土産用の食品も豊富に揃っています。
近隣
湯郷温泉では日帰り入浴施設や足湯スポットが点在しており、泉質は美肌効果が高いとされるアルカリ性単純温泉です。
花火鑑賞後に温泉でゆったりと体を温めれば、疲れを癒しつつ心もリフレッシュできます。足湯は無料で利用できる場所も多く、気軽に温泉気分を味わえるのも嬉しいポイント。
また、赤磐市ワイナリーでは地元産ブドウを使った赤・白ワインやスパークリングワインの試飲や購入が可能で、ワイナリー見学ツアーや季節ごとのイベントも開催されています。
観光とグルメを同時に楽しめる、立ち寄りスポットとして非常に魅力的です。
近隣ホテル・宿泊情報
それでは、ドイツの森 ミュージック花火大会後に立ち寄れる湯郷温泉のおすすめ施設を厳選してご紹介します。
花火の余韻をそのままに、ゆったりくつろげる温泉ばかりです。
1. 湯郷鷺温泉館(ゆのごう さぎおんせんかん)
- 特徴:湯郷温泉のシンボル的存在。広々とした大浴場と露天風呂、家族連れに人気の貸切風呂も充実。
- おすすめポイント:
- 営業時間が長く(〜23:00)、花火後でも利用可能
- 「美肌の湯」と呼ばれる泉質でお肌つるつる
- 料金:大人800円〜
2. ポピースプリングス リゾート&スパ
- 特徴:カリフォルニアのリゾートをイメージしたホテルスパ。
- おすすめポイント:
- おしゃれな洋風の館内
- アロマやマッサージも併設
- 花火後の癒しタイムにぴったり
- 料金:宿泊者向けスパが中心(日帰り利用は事前確認がおすすめ)
3. やさしさの宿 竹亭
- 特徴:高台に建つため、最上階の展望露天風呂からの眺望が抜群。
- おすすめポイント:
- 星空を見ながら入る露天風呂は格別
- 静かな空間でゆったりできる
- 料金:宿泊15,000円前後〜(プランにより変動)
4. 花の宿 にしき園
- 特徴:館内に花やアロマの香りが漂い、女性人気が高い宿。
- おすすめポイント:
- 美肌効果が期待できる泉質
- おしゃれな内湯と落ち着いた雰囲気
- カップルや女子旅におすすめ
- 料金:宿泊14,000円前後〜
5. 無料足湯「ふれあいの湯」
- 特徴:温泉街の中心部にある無料の足湯スポット。
- おすすめポイント:
- 屋根付きで雨でも利用可能
- 花火後の短時間リフレッシュに最適
花火大会をもっと楽しむモデルコース

午前:動物ふれあい&園内散策
午前中は、ドイツの森ならではの牧歌的な雰囲気を満喫しましょう。ヤギやヒツジ、ウサギなどの動物とふれあえるコーナーでは、えさやり体験や写真撮影も楽しめます。
動物たちとの触れ合いの後は、園内をゆったり散策。季節の花々や芝生広場、ドイツ風の建物などを背景に、記念撮影もおすすめです。
ドイツの森は敷地が広いので、園内マップを活用しながら効率よく回ると充実した時間を過ごせます。
夕方:芝生でピクニックしながら場所取り
夕方になったら、花火観覧にぴったりな芝生広場へ移動します。
レジャーシートを敷き、お弁当や飲み物を広げながら、家族や友人とピクニック気分で過ごすのがおすすめ。早めに場所取りをすれば、花火がよく見えるポジションを確保できます。
空が夕焼け色に染まる時間帯は特に美しく、写真タイムにもぴったりです。日が落ちるまでの間に、売店で地元グルメやスイーツを購入して味わうのも、イベント気分を高めてくれます。
夜:花火観覧後、湯郷温泉でリラックス
夜は、いよいよお待ちかねのミュージック花火大会。音楽とシンクロした華やかな花火が夜空を彩り、圧巻のひとときを楽しめます。
花火終了後は、混雑が少し落ち着いてから移動し、車で約30分ほどの湯郷温泉へ。温泉街には日帰り入浴施設や足湯があり、花火の余韻に浸りながら旅の疲れを癒やせます。
地元ならではの温泉宿に宿泊すれば、翌日はゆったり観光を楽しむことも可能です。
安全に楽しむための注意事項
- 水分補給をこまめに行い、熱中症予防
夏の花火大会は日中から高温になるため、喉が渇く前にこまめな水分補給を心がけましょう。
スポーツドリンクや麦茶など、塩分・ミネラルを含む飲み物を準備するとより効果的です。
帽子や日傘、首元を冷やすタオルなども併用すれば、熱中症のリスクをさらに下げられます。 - 子どもから目を離さない
会場は多くの来場者で混雑し、暗くなる夜間は特に迷子の危険が高まります。
必ず大人が近くで見守り、手をつなぐなどして安全を確保しましょう。
目印になる服や帽子を着せるのも有効です。事前に集合場所を決めておくと、万が一はぐれた際にも安心です。 - 緊急時の避難経路を事前に確認
花火大会では急な天候変化や事故など、予期せぬトラブルが起きる可能性もあります。
会場マップや案内板で、出口や避難場所の位置をあらかじめチェックしておきましょう。
混雑時に慌てず行動できるよう、家族や同行者ともルートを共有しておくことが大切です。
基本情報まとめ(2025年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 8/12、9/14、10/12(予備日あり) |
| 打ち上げ時間 | 19:30〜19:45 |
| 打ち上げ数 | 約3,500発 |
| 会場 | おかやまフォレストパーク ドイツの森 |
| 入園料 | 大人1,500円/子ども1,000円 |
| 駐車場 | 約1,500台(無料) |
| 問い合わせ | 公式サイトhttps://www.farmpark.co.jp/doitsunomori/ 電話 086-958-2111 おかやまフォレストパーク ドイツの森 |
自然の中で聴く音楽と、夜空に咲く花火の美しさ。2025年の夏と秋は、ドイツの森で特別な思い出を作ってみませんか?

